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​ひよこぐみ

ひよこ組は新しいお友だちが2名増え、とても服やかな8月スタートとなりました。今月は、暑い日が続いたので水遊びをして皮膚を働える税好のチャンス!タライを並べて水遊びの準備をしていると、YくんもMちゃんも空のタライに入り。”早く水を入れて”と言わんばかりに底を叩き、シャワーから出てくる水を両手を伸ばし触れたり、水が溜まっていくとタライの中で足踏みし水飛沫を立てたりと全身で楽しさを表しています!Sくんは水につかると、うっとり気持ちようそうな表情を浮かべ、プールのふかふかの淵を枕替わりにリラックス。友だち笑い声に合わせるように身体を上下に弾ませとても心地よさそうです!また、室内では歌が好きなので積み重なったカラーマットをステージに見立て、「カエルの体操」「バナナくん体操」の曲に合わせて、身体を左右に揺らして強

ってみたり、手を叩いてリズムを取ったりしながら楽しんでいます。特に、とくんの膝を屈伸させ/リノリな姿は、みんなの視線が釘付けです!これから、ひよこぐみのダンスリーダーとして盛り上げてくれるかなと期待している担任です!

続いて、ひよこ組の新しく入ったNちゃんとHくんの2人の姿を友だちたの繋がりも含めお伝えしたいと思います!

今月入ったNちゃんは、大好きな散歩と食事の時間が楽しみのひとつです。登園初日は初めて家族から離れた不安で涙が溢れていましたが、気分転後で散歩に行くと、周りの景色に興味を持ち草花に手を伸ばしたりと、不安な気持ちが少し和らいたようでホッとしました。翌日、登園してくるといちゃんから帽子とドアを指差し「外に行きたい!」と大人を散歩に誘う姿があったので昨日の出来事を覚えていて”保育園は自分の気持ちを受け止めてくれる場所”と伝わった気がしてNちゃんと距離が縮まったようで嬉しくなりました。散歩から帰ってくると、大好きなご飯の時間です。最近は調理室の窓からご飯を作る様子をくのが日課となり、おにぎりを握る仕草を真似たりと今か今かと待っています。目の前に並んだご飯を見るとぱあっと表情が晴れやかになり、張り切って両手を合わせていただきます!勿論おかわりをして満足気な笑顔を見せてくれます。1日の中で時には2階にも行き、異年齢保育を体験して活動の範囲を広げています。ぱんださんのおままごとの姿を見つけると”あれは何をしているんだろう。どんなものを使っているのかな。”と意欲や好奇心を掻き立てる

きっかけになっているようです。食べる事が好きな姿から遊びへと繋がり遊びの時間が豊かになりつつあるこの頃です。

目が合うと、ニコッと微笑んでくれるHくん。おしゃべりも大好きで「うーあー」と抑揚をつけてお話しています。Hくんの喃語に応えるように大人も「うーあー」と声を掛けるとニコッと再び笑ってくれます。友だちとの関わりの中でも、Hくんが床の上にごろんとしていると、Mちゃんも同じように隣に寝そべり触れ合おうとしていました。Mちゃんと目が合うとHくんは笑みを浮かべ、手足をパタパタとさせ全身で喜びを表現しています。Hくんの嬉しい想いがMちゃんにも伝わると、気持ちが繋がった事が嬉しかったようで、その場を離れずに、しばらく触れ合いの時間を楽しんでいました。この様に喜びの輪が広がり、言葉がなくても気持ちが通じ合うことを実感する出来事に、まだ生後3ヶ月と小さいけれども、生まれて間もない時から心と心を通い合わせる力を備えているんだと尊い芽生えに感動しました。みんなが「人が好き」「人といると楽しい」という気持ちを抱くようになるために、ひよこぐみでは、人との信頼関係の土台を作る最も大切な時期と捉えています。

そのためには、身近な大人との"愛着関係”がしっかり構築されることが大切だと考えます。愛着関係と聞くと難しく感じてしまうと思いますが、子どもたちと関わる中で、“子どもと目を合わせること”“優しく語りかける”ことも愛着関係を築く大切な関わりだと思うので、おひさまの生活の中で食事やオムツ交換、遊び等、何度も子どもの目を見て、話しかけたり、笑いかけたりしています。特に寝かしつけた人が目覚めた子にできるだけオハヨウ!と声をかけ目を合わせることも大切にしています。日々の積み重ねで、子どもたちは自分の存在を愛され受け入れられ、認められていることを実感できると。人を信頼し、より安心を感じられるようになります。積極的に子どもたちとコミュニケーションやスキンシップを重ねながら、愛着関係を築き、子どもたちにとって保育園が楽しい

ところ、安心できるところと思えるよう心して関わっていきたいと思います!

まだまだ厳しい暑さが続き、水に触れることで心身が開放され、全身の皮膚を刺激し、脳の発達も促していくと言われているので、今しかできない水遊び

を出来る限りたっぷりしていきたいと思っています。

うさぎぐみ

おひさま保育園では、10年以上前から代々受け継がれてきたカブトムンの同育をしています。ぽんだ組になると冬は勿虫のフンをさるで取り除いて

撮除したり、成虫になるとエサのゼリーをあげたりしてお世話をしています。そんな姿を見てうさぎ組も飼育容器をのぞいたり興味がわいているようでした。怖くて触れないけれど「むし!むし!」と1日に何度もカブトムシを見たい子がいたので担任はカブトムシが好きな思いを大切にして毎日観察する時間を作ってきました。すると友だちが触っているのを見たりソンツンと突っついたりしてだんだん触れるようになると思い余って力強く接してしまうこともしばしば・・・そんな時は「痛いんじゃない?」「こうやって持っと痛くないよ」と大人やぱんだ組に教えてもらいながら虫の気持ちを知っていくうちに優しく扱えるようになってきました。虫との触れ合いを通して友だちとの関わりでも同じことがいえるので生き物と接していくことは大事ですよね。又、昨日まで生きていたのに死んでしまって動かないカブトムシに不思議そうに観察したり「痛いの? 」と心配する子もいたので“死んでしまったから土に埋めよ

ゔと担任と一緒に開度の隅に埋めて「一緒に遊んでくれてありがとう」手を合わせました。「しんじゃった・・・」と しそうな悲しそうな姿に、死ぬということはよくわからないかもしれないけれど大人が生き物に対して大切に扱っていれば子どもも命の尊さなどなんとなく感じるのだなと思いました。夏も本番になりセミの鳴き声が聞こえてくると「何の声 ? 」と大きなセミの声に興味深々の子どもたち。さっそく紙芝居や図盤などでセミを研究!『せみがおとなになるとき』という紙芝居は結構長いけれど、タイムリーなだけに人気です。ある日の夕方散歩に出るとついにセミの鳴き声をキャッチ!誰かが「セミさーん、こっち向いて一」と声を一生懸命出して探すので「ご機のわるいコックさん」の紙芝居で、機の悪くなったコックさんをこっち向いてと探すセリフがあります。)担任も一緒にその言葉に合わせてみると他の子たちも「セミさんこっちむいて~」と気持ちを一つにします。その気持ちが届いたのかミー

ン!ミンミン~"と元気なセミの鳴き声が!中学校の桜の木に止まるセミをやっと発見したのです。しかしそこは納が届かない高い場所・・すると子どもたちが「〇〇ちゃんがんばって一」と虫取りを持った担任を応援します。セミを子どもたちに見せたい一心で気合を入れ直し、散歩カーの手すりによじ登り塀に足をかける担任。固唾を飲んで見守る子どもたち。ジジジジッの声と共に初めてやっと捕まえる事に成功したのです。声の大きさと激しい動きに「怖い、、」と後ずさりする子や「これはなんだ? 」と興味深々ギュとなったり様々な反応でした。セミの声が聞こえてくるど”あの時のセミかな?”元気。

かな?”と思いを巡らせたり「セミいたね」「あるいてたね」と子ども同士担任と思い返すのも楽しい時間です。

水遊びでは、”すぐに入りたい”と大さいビニールプールに入って水の冷たさ気持ちよさを感じたり、フチに座ってポヨンポヨンとパウンドさせたり、楽しむ一方で、何をしたらいいのかわからず水につかっているだけの子も見られたので水の気持ちよさ、面白さを知ってほしいと思い担任も水着をきてプールに一緒に入る事にしました。すると担任の上に乗ったり水のかけ合いに大はしゃぎ!ぱんだ組とも一緒に入る機会を作ったことで遊び方も広がりバタ

足やリズムの「カメ」「ワニ」のポーズをしたりプールの楽しさを存分に楽しむ姿に変わりました。病み上がりの子はプールに入れないけど水遊びが少しでも楽しめるといいなと考え「キンギョすくい」ならぬ「キンギョ流し」(牛乳パックを繋げて流しそうめんのように作り、ペットボトルのキャップでキンギョを作りました)を作ってみました。これには大ハマり!ジョウロやホースで上流から水を流す子、中間ではどっしり座り込みキンギョがひっかかると手で流す子、下流では大量に流れてくるキンギョをせっせと集めて(手つきは職人!)上流に運ぶ子など、自主的に役割が自然に分かれていて、楽しんでいるようでした。楽しめる環境を設定していく事でこんなにも活き活きとした姿に繋がっていくのだなと感じました。

暑いからといって室内だけでなく(危険な暑さ以外)、汗をかくことで体温調整の機能を発達させたり、水遊びで休、肌を観えることで、冬には薄着で過ごせる体作りへと繋がってきます。9月も残暑が続くと思いますが、夏バテせず、元気に過ごせるように早寝早起さの生活リズムを習慣にしていきまし

ょう!

​ぱんだぐみ

最近は朝晩涼しくなり、秋の虫の声に秋の気配を感じるようになってきましたが、日中はまだまだ異常な暑さが続いていますね。8月は前半から中旬頃まで体調不良などでお休みの子も多く、室内と園庭チームに分かれて少人数でゆったり遊ぶ期間となり、体調の回復と共に再びプール三味のぱんだ組でした!プールの中で泳いだり、走ったりしながら追いかけっこを楽しむなどダイナミックに水と関わり遊んできました。また保育士が子どもを膝に数人乗せてやっていたバスごっこを「O◎ちゃんここ乗って!」と友達と向かい合ってプールの中で座り、左右に揺れながら和気あいあいと楽しむ姿もあり、マネっこして遊ぶのが本当に大好きでそこから友達とつながっていくのが素敵だなと微笑ましい気持ちで見ていました。

友達とのやりとりといえば、日々の会話で A:「きのうプール行ったよ」B:「あっ、プール、OOも行ったよ!花火もしたんだ」C:「花火した~JD:「OOちゃん、花火見たよ」E「お祭り~JF:「OOは海行ったの!」C「アイスも食べたのよ~」A:「アイスおいしいよね!」C「ね~!♥JA:「OOはぶどうアイス」などと次々と話に

複数の子が加わって、夏の思い出話に花が咲くこともしばしば。話し言葉も大人のような口調になりつつ、みんなで話や出来事を共有したり、共感し合うのが毎日楽しいのです。海外から来て日本語がまだあまり話せないR 君もジェスチャーや喃語を使って友だちとのコミュニケーションをはかっています。追いかけっこなど体を動かすのが大好きなので「あ”っあ~!」と言いながら友達の体をツンツンっ!これは“追いかけて”“一緒に遊ぼう”といったような意味のサインでされた子も「R~!」と名前を呼びながらニコニコ追いかけて次第に他の子もどんどん加わって大盛り上がり!R 君もたくさんの友達が遊びに入ってくれてとても嬉しそう。心も身体も弾ませ、活き活きと友達との遊びを楽しんでいます。

子ども同士の心がこれまで以上に通い合ってきている中で「できない~(着替えのボタン等)手伝って~」と今までは保育士に助けを求めていた子が友達に伝えに行ったり、声に気付いてすぐに駆けつけてくれる子の姿があったり。“●〇ちゃんはボタン付け上手”という事が友達のことをよく理解していたり、”頼れる友達"といった気付きなど、また少し絆が深くなる関係性に嬉しく思っている担任です。また、友達を誘って小さな集団で遊ぶ機会もますます増えてきました!例えば、黄色の氷をカレーのルーに見立てて、子ども同士で「今日のごはんはカレーにしよう」と決まると会話をしながら入れる具材をオリジナルで決めて、卵を割る

動作をするなどリアルなお料理ごっこを展開する子、色氷が解けた後の色水を使ってそれぞれ好きな色にブレンドしながらK ちゃん:「O色ありますよー!冷たいですよ」、S 君「O色のジュースくださーい」、R ちゃん「こっちにぶどうジュースもありますよー」とジュース屋さんのようなやりとりが自然と始まっていく事があります。子どもたちの夢中になってよくする遊びから自分が経験したり、見た事を再現するのが楽しい時なのだと捉え担任は、アイスやかき氷、ハンバーガーの具材セット、それからレジとお金の代わりのクレジットカードを新しく用意して先日出してみました。するとみんな目の色を変えて集まり、それぞれエプロン、三角中

やワンピースなどの衣装で身支度を整え、アイス・ハンバーグ屋さん、買い物に来たお母さんなどになり、お店屋さんごっこがスタート!「いらっしゃいませ~」と

商品のジュースを抱えて威勢が良い呼び込み隊長となる子、「何が欲しいですか?」と接客担当の子、レジ担当の子、ハンパーガーを黙々とつくる調理員など役

割分担。

「すみませーん、リンゴジュースください」「カード下さい」「空いてる席で食べてね」「OOは売れ切れです」など始めは担任が店のオーナーとして店回しをしていたのですが次第にやり方が分かってくるとセリフも同じような言葉で真似してやりとり。中にはレジから離れていたので手でカードにスタンプを押すようにしてジュースを配る太っ腹定員もいて見ていると本当に面白いです。あとからうさぎ組の子も数人加わったのですが「これはミカン入ってるよ」と丁寧に説明してくれる子もいてみんなで一体になって楽しむことができました。まだやり始めたばかりなのでこれから更なる盛り上がりになりそうです。

8 月後半より生活の中でも子どもたちができそうなことは任せるようにしてきました(食事の時の拭き、コップに水入れ、布団を畳んで運ぶなど)。いまはまだやりたい子がやりたい時にやるという段階なので全員ではないのですがその中でお手伝いが楽しくなっていたり、自信に繋がっている様子があります。お手伝いをお家でもやりたがる姿がでるかもしれないですね。力をつけている子ども達。9月の暑いうちは引き続きプールも楽しみながら、さらに他のことを通して身体を使った遊びを充実させていきたいと思っています!

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