おひさま保育園 給食室
食事へのこだわりをご紹介
おひさま保育園では和食中心の薄味を心がけた給食を作っています。また、3、11の原発事故以降、西日本の地域のものを中心に使用し、化学調味料を使わず、おやつも4回食と考え既製品ではなく全て手作りの軽食を提供しています。
胚芽米と棒寒天
ご飯は水を1合多め(軟飯)にして炊いています。胚芽米は精白米に比べ、ビタミンB1、B6、E,C、A等の含有量が多いです。炊く時に棒寒天を入れると炊き上がりに『つや』が出て、口あたりもよく食物繊維も摂ることができます。
薄味で和食中心
薄味といえる食塩量は、離乳食で0.3%、幼児食で0.5%、大人が美味しいと感じる塩味は1%です。それと比べるととても薄いように思えますが、昆布やカツオ節のダシをとることで子どもは十分美味しく感じます。薄味で素材の味がわかる子に!
牛乳を飲まない野菜中心で(カルシウムの摂取を牛乳に頼らない)
日本人にはラクターゼという乳糖を分解する酵素が欠けているため牛乳は体に合わない(欧米人にはある)。カルシウムは小魚、海藻、青菜、乾物からとる。
小麦について
毎日の主食はごはんですが隔週にうどんと毎週水曜日のおやつに手作りパンを食べます。小麦は米に比べて身体を冷やし、胃への負担があると考えられるので乳幼児には至高品程度と考えてお楽しみとして食べています。
お誕生日会のケーキ
国産100%でベーキングパウダーはアルミニウムフリーのもので作ります。おひさまでは唯一砂糖入りのほのかな甘さの手作りケーキで祝います。
天然だし
使用しているだし
煮干
かつお節
昆布
味付け
醤油、みりんを中心に白砂糖は使用しておりません。
カレーライス・ハヤシライス
・市販のルーを使わず、味付けしています。
カレー → カボチャ、カレー粉、ケチャップ
ハヤシ → トマト、味噌
ご飯は玄米+胚芽米
ホットケーキミックス
「おやつイン」を使用しています(アルミフリー)
納豆、豆腐、味噌、油揚げ
国産大豆(遺伝子組み換えでない)産地は北海道が主です
手作りパン
週に1回はパンの日。材料がシンプルで市販のパンに含まれている大豆たんぱく、卵も使用していないので大豆、卵アレルギーの子も食べられます。
材料
水
強力粉(春よ恋 北海道産)
キビ糖
天日塩
菜種油
ドライトースト
干しぶどう
どうして野菜が食べられないの?
加工食品が野菜嫌いを増やしています。加工食品は大人向けの味付けで、旨味調味料が多く使われています。カレーライスのルー、インスタントラーメン、スナック菓子など旨味の強調したものを毎食とっていると、苦味や酸味といった微妙な味を持つ野菜を味わえなくなります。できるだけ、加工食品を使わないようにしましょう!
添加物の少ないものを選び和食で良質の調味料を
本当に安心で安全なものを食べるには、生鮮食品から手作りするのがベストです。しかし、現代社会では「無添加」の食生活は、なかなか難しいのが現状です。そこで、少しでも添加物を減らす「ゆる添加物」をおすすめしています。「ゆる」というのは「食べちゃダメ」ではなく、できるだけ、リスクの少ない食品を選ぶ知識を持ち、ベターなものを購入するという選択です。
食事の基本は和食です。ご飯、具沢山の汁物、野菜、魚や大豆製品、卵などを取り入れましょう。
『ゆる添加物』の食生活
調味料は良質なものを
調味料は毎食使用するので、無添加で良質なものを、塩は自然塩、甘味はできるだけ麹に、油はオリーブ油やバター、ココナッツ油やごま油に。
食事は和食に
主食は玄米か雑穀米がおすすめです
袋入りのすぐに食べられるものは避ける
ポリ袋入りの食品は、ほとんど超加工食品
原材料をチェック
少しでも添加物が少ないものを選ぶ、添加物が入っている食品を食べる回数を減らす
朝ごはんをしっかり食べよう
朝ごはんをしっかり食べていますか?朝は1日の始まりです。しっかりと食べて元気に過ごせるようにしましょう!
ご飯食
体への吸収に時間がかかるため、腹持ちが良いご飯食。お昼前にお腹がグーグーなる人はご飯食がおすすめです。また、力の元になる、エネルギーの持久力もあります。
お味噌汁と一緒に食べると、ミネラルも摂れてバッチリです!
バランスの良い食事を心がけよう!
毎日食卓を「まごはやさしい」でいっぱいにしましょう!
ま (豆類)高たんぱく質、ビタミン、食物繊維も豊富
ご (胡麻、種子類)たんぱく質、食物繊維、カルシウム、ミネラルが豊富
は(わ) (わかめ、海藻類)カルシウム、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富
や (野菜)ビタミン、ミネラルが豊富
さ (魚類)たんぱく質や鉄分が豊富
し (しいたけ、キノコ類)ビタミンや食物繊維が豊富 園ではきのこ類は使用していません
い (いも類)炭水化物、糖類、ビタミンC、食物繊維が豊富
日本人には馴染みの食材ばかりですが、近年家庭での子どもの食事内容を見ていても主食としてのご飯が減り、主菜や肉などが増え、副菜の野菜やいも類が減っているように感じています。「まごはやさしい」の食材は日本人が古くから大事にしてきた食材であり、このこの組み合わせこそが日本人の長寿へと繋がってきました。この食材を組み合わせていくと、ご飯によく合う和風の献立が出来上がってきます。