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食中毒に注意

​食中毒は6月~10月にかけて多く発生します。細菌の活動しやすい気温と湿度が揃っているためです。保育園でも細心の注意を払って給食を提供していますご家庭でも食べる前に必ず手を洗い、しっかりと加熱し、速やかに食べるように心がけましょう。

食中毒予防の三原則

​① 菌をつけない!   手や調理器具、材料をしっかり洗う。

② 菌を増やさない! 調理したものはすぐ食べる!

​③ 菌をやっつける!しっかり加熱、殺菌する!

暑さに疲れた胃にやさしい食べ物

基本は1日3食、規則正しくバランス良く食べることです。暑さで消耗した体力をとり戻し、弱った胃腸の働きを整えるためにも温かいメニューがオススメです。

消化の良いメニューで食欲促進を

胃を元気にするため、たんぱく質はしっかり摂りたいです。魚や肉を煮たり蒸したりしたメニューがおすすめです。

豆腐料理も消化が良くのど越しも良いのでおすすめです。豚肉は夏に不足しがちなビタミンB1が多いので疲労回復に効果的です。

生野菜より消化の良い煮野菜を

胃の負担を軽くするためには、生野菜より加熱したものが柔らかく、量も多く摂れるのでおすすめです。梅干しや酢は少量、料理に使用すると消化や食欲促進に効果があります。煮物や温野菜サラダ、酢の物などの副菜を1、2品プラスして栄養バランスを整えましょう。

今が旬!夏野菜を食べよう!

 

今が旬のトマトやきゅうりなどの夏野菜もハウス栽培であれば通年食べることができますが、旬のものは栄養価が高く、なんといっても美味しいです!

 暑い夏には涼しくあっさりとした野菜や酸味のある果物が旬になります。これらの野菜や果物には水分やカリウム・ビタミン類を豊富に含んでいるものが多く、体にこもった熱を体の中からクールダウンしてくれたり、暑さで弱る胃を刺激し、消化を助ける働きがあります。

 必要な栄養を摂取することで季節に対応した体づくりができます。ぜひ旬を意識して普段の食生活を楽しみましょう。

 

[きゅうり]

ビタミンCとカリウムを少量含み、体を冷やす効果とむくみを解消する効果があります。

[なす]

ほとんど水分でできており、食物繊維が含まれています。また、余分な熱を取り、血の巡りを良くします。

[トマト]

ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、リコピン、カリウムなどミネラルも多く栄養豊富です。

抗酸化作用があるので様々な病気の予防や疲労回復効果もあります。

トマトジュースでも効果はありますが、塩分を使用していないものがおすすめです。

[ピーマン]

血をサラサラにする作用や、疲労回復効果が高く、整腸採用もあります。

ビタミン類も豊富で美容効果のあります。

[枝豆]

モリブデンという酵素があり、人間の生命活動に欠かせない必須ミネラルです。

また、鉄分や葉酸も含まれていて万能食材として有名です。

夏バテ対策におすすめの食べ物

 

香りの強い食べ物

香りのもととなる「アリシン」がビタミンB1の吸収を高めてくれます

ねぎ、ニンニクなど

 

酸っぱい食べ物

酸味成分の「クエン酸」には、食欲促進や疲労回復効果があります。

 

ネバネバ野菜

ネバネバのもととなる成分(ペクチンや糖タンパク質など)が、胃腸の粘膜を保護し、消化吸収を助けてくれます。

夏が旬の野菜・果物

この季節にぴったりのビタミン・ミネラルを豊富に含んでいます。

ビタミンB1について

ビタミンB1には皮膚粘膜を正常に保つ働きと炭水化物・糖質をエネルギーに変える働きがあり、不足すると口内炎ができたり、だるさや疲れが取れず夏バテにつながります。白米はビタミンB1が豊富な糖の部分を落としてしまうので、玄米や胚芽米の使用も効果的です。

 

ビタミンB1を多く含む食品

うなぎ、豚肉、たらこ、小麦胚芽、落花生、枝豆、昆布、昆布 など

 

夏を元気に過ごすための食生活ポイント

 

朝ごはんは必ず食べましょう

・1日を元気にスタートするための大切なエネルギー源です。

・朝ごはんを抜くと、熱中症になりやすくなります。

夏野菜をしっかり食べましょう

・ビタミン類をたっぷり含み、水分補給にも役立ちます

・夏が旬の野菜や果物には、体を冷やす効果があります。

こまめに水分をとりましょう

・清涼飲料水ではなく、水や麦茶をこまめに飲みましょう。

冷たいものはほどほどにしましょう

・アイスや清涼飲料水など、甘くて冷たいものをとり過ぎると食欲が落ち、夏バテの原因にもなります。

・冷たいものばかりでなく、温かい飲み物や料理を取り入れ、胃腸をいたわりましょう!

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