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冬の風邪・冬に流行する病気

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 〖風邪に負けない6か条〗

 風邪やインフルエンザのウイルスは、冬の寒さと乾燥が大好きです。近年では新型コロナウイルスの

流行も気になるところです。基本的なことではありますが、いま一度 しっかりと押さえておきましょう!

 ① 石けん、流水での手洗い

 ② 汗をかいたらすぐに着替える

 ③ バランスの良い食事

 ④ 部屋の換気と加湿(加湿器の使用や洗濯物の部屋干しなどで対応を)

 ⑤ 規則正しい生活リズム「早寝・早起き」「適度な運動」「充分な睡眠」

​ ⑥ 人混みを避ける

​ ⑦ 大人は状況に応じてマスクの着用、2歳以下の子どもはマスクは不可

 冬の風邪について

 

 冬に流行する風邪には、発熱、せき、鼻水、のどの痛みなどが主症状の“ノド・鼻・せきの風邪”や、

嘔吐や下痢が主症状の“お腹の風邪”(感染性胃腸炎など)があります。

冬場特に注意すべきは「インフルエンザ」ですが、近年は新型コロナウイルス感染症の流行もあり、見分けがつきにくい状況です。インフルエンザは時に重症化することがあるため、急な発熱や悪寒、筋肉痛、関節痛を伴う場合は早めに小児科を受診しましょう。同居する家族の感染にも要注意です。

​ ご家庭では部屋を適度な温度に調節・加湿し、脱水にならないよう、水分補給には十分注意しましょう。のどを潤す程度の少量を、こまめに回数多く摂取することが効果的です

 《インフルエンザ》

 せきやくしゃみなどによって感染が広がる病気で、毎年多くの感染者が出ます。悪寒、急な発熱、関節痛や頭痛、下痢、嘔吐、のどの痛み、目の充血など様々な症状が見られます。放っておくと周囲への感染を広げるだけでなく、合併症の危険も伴います。

小さな子どもは上手に症状を表現できないことも多いため「急な発熱(高熱)」「顔色が悪くぐったりしている」などいつもと違う、具合の悪そうなサインがあれば、インフルエンザの症状も疑い、医療機関で診てもらいましょう

 インフルエンザになってしまったら…

 まずは医療機関にかかり、インフルエンザかどうか診断してもらいましょう。高熱や下痢が続くと脱水症状を起こしやすくなるので、こまめな水分補給が大切です。感染力が強いので、発症した後5日を経過し、かつ熱が下がってから3日間は登園ができません。しっかりと療養し、元気になったら登園しましょう (登園の際は保護者記入による登園届の提出が必要です)

 《RSウイルス感染症》

 気管支炎や肺炎などを起こすウイルス感染症で、冬場に乳幼児の多くが感染します。2歳までにほぼ100%感染すると言われており、終生免疫ではないため、毎年かかる子どももみられます。

 4〜5日の潜伏期間の後、鼻水、せき、発熱などの風邪に似た症状が現れます。通常は1週間前後で回復しますが、中には肺炎や気管支炎を発症する子どももいます。また、新生児や低出生体重児、生後6ヶ月未満の乳児は重症化しやすいと言われています。手洗い、うがい(うがいができないうちは外から帰ったら水を飲ませる)をしっかり行い、予防しましょう。

​ 症状が軽い場合は、風邪をひいたときと同様、水分補給・睡眠・栄養・保温に注意し、安静にして経過をみます。脱水気味になると痰の粘り気が増し、吐き出すのが困難になるので、水分をこまめに与えましょう。

《感染性胃腸炎(嘔吐・下痢症)》

ノロウイルスやロタウイルスなどのウイルスが原因で、吐き気や嘔吐、下痢、腹痛などの症状が見られ、発熱する場合もあります。下痢や嘔吐がある場合は早めに病院で診てもらい、脱水症状にならないよう、こまめな水分補給を心がけましょう。また、吐物や便にはしばらくの間ウイルスが含まれているので、適切な処理をし、片付け後は手洗い・うがいをしっかりと行ってください。

 

​ 汚れた​衣類は…

・ 85℃の熱湯に1分以上浸けるか、塩素系漂白剤を薄めたもので漂白します。(色落ちに注意!)

・ 消毒ができたら洗濯機に入れても大丈夫です。

・ 汚れた場所もしっかりと消毒しましょう。換気も忘れずに!

 

※ 衣類やシーツが下痢便や嘔吐物で汚れた場合は、感染拡大を防ぐため、園では洗わずにビニール袋に

  入れてそのままお返しします。ご了承ください

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   風邪の時、お風呂に入っても大丈夫?

 

   高熱がなければ入っても大丈夫ですが、疲れを取るためではなく、皮ふを清潔にすることが

  目的なので、汗がサッと流せれば十分です。体力の消耗を防ぐため、お湯の温度は上げすぎず、

  湯冷めしない環境に整えましょう。

  子どもが入りたがらない場合は、無理にお風呂には入らなくてよいでしょう

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