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​うさぎぐみ

最近のうさぎぐみは絵本の世界が少しずつわかるようになってきて「大きなかぶごっこ」や節分の鬼から発展した「ももたろうごっこ」などクラスみんなでワイワイ楽しむ姿が日に日に増えてきました。4月から考えると遊び方も友だちとの関わり方も大きく変化したなぁとしみじみ思います。

さて今年のうさぎぐみはテラスで畑活動を積極的に行ってきました。育つ様子を眺めたり水をあげたりして、何といっても一番楽しかったのは収穫でした。はじめてプランターでの栽培で担任としてもうまく育つのか心配しながら毎日観察していましたが無事に立派なじゃがいもが育ち宝物探しみたいにわくわく掘り起こしている子どもたちの顔が摩訶不思議そうで今でも忘れられません!調理活動もしてうさぎぐみの子どもたちが野菜により親しみが湧いたのではないかなと思っています。自分達で育て、親しみを持った野菜を目の前で調理するのは子どもたちにとって格別なイベントなのでしょうね!見て、育て、食べるという工程を全て体験することの大切さを間近で感じていました。

また今年はリズム活動にも力を入れてきました。まずは体を動かすことが楽しい!と思ってほしいと思い、大人が手本となり、子どもたちにかっこよく、楽しんでいる姿を見せ本気で行うと子どもたちも徐々に見よう見まねで参加する子が増えていきました。参加に消極的な子にはどういったアプローチをすれば楽しめるのか、逆にはしゃぎすぎて怪我にならないようにするにはどういった工夫が必要か話合いながら子どもひとり一人が楽しめる方法を考えてすすめてきました。そんな風に楽しんできたリズムは部屋だけにとどまらず、ぽかぽか広場や井戸の公園など広い空間に行くと自然と「トンボ」「汽車」などをやり始めるほど大好きになりました。そして口ずさめばいつでもどこでも!これこそ本来のリズム活動です。今後も続けていきたいと思います!

さて自我の芽生えでなんでも自分で!の子どもたち!なるべくその思いはくんでいきたいという思いで耳を傾け気持ちを聞くことも大事にしてきました。散歩に行くときは歩行が安定している子は大人と手を繋いで歩きます。バギーからそれを見ていた子たちも次第に”歩きたい!”と訴えるので “今歩きたい!”という気持ちも大切にしたいねと担任同士話がまとまり、バギーを押すチーム、大人と1体1で歩くチームと交代しながら歩いてみました。歩くことの楽しさ、自分も歩いていける!と自信満々な嬉しさが滲み出るようなニコニコ笑顔で歩き、また次の日も”歩きたい!”と意欲爆発!今では近場の公園なら片道歩ききれるぐらいみんな体力がついてきました!又、最近は衣服の着脱に意欲的で苦戦しながらも自分でやり、できると達成感で笑顔になったり得意げな表情をして、どんどん自分でできることへの自信を身につけているうさぎぐみです!遊びや、身支度、お手伝いも、やりたいことをどんどんやるぞ!残りの1ヶ月もより一層充実した毎日にしていきたいと思います。

​ぱんだぐみ

今年度も残すこと1ヶ月。クラスの様子も最後となりました。この1年間、子どもたちとの沢山の楽しい思い出を1つひとつ思い出している所です。4月は、ねこじゃらし公園で大量のおたまじゃくしを発見。興味津々の子どもたちをみてカエルに成長するまで見守ろうと保育園で飼育したのもつかの間、コロナで池に戻すことに・・・5月は夏野菜(トマト・ナス・キュウリ・ピーマン・シソ)を栽培して収穫したてのキュウリを塩もみして食べることに。苦手な子もこの時は口に入れていました。“苗から自分たちで育てた野菜”は気持ちも変化するものだとあらためて思った担任です。6月は担任が千葉の館山で梅を収穫して、その梅で梅干し作りをしたこと。7月は夏祭りでお神輿を作り、「わっしょい!わっしょい!」と近所を担いで歩きお祭り気分が盛り上がりました。8月は青虫からアゲハ蝶(名前はアゲハちゃん)になるまで育て、旅立つ時になかなか外へ飛び立たない姿に「ガンバレー」と声をかけ見守ったこと。その後も戸外でアゲハ蝶を見かけると「アゲハちゃんかな?」「元気かな?」と思いをよせていました。9月は梅干しが完成し、お店で海苔を買ってきておにぎりを作って食べたこと。“梅はすっぱいけど疲れが取れる”と担任の助言があり子どもたちもすっぱい顔しながらたべていました。10月は冬野菜(カリフラワー・ブロッコリー・ネギ・玉ねぎ・えんどう豆・大根)の栽培。カリフラワーの収穫では芯が固くてハサミで切れずみんな力が入った拍子に根っこからひっこ抜けてしまいビックリやら面白いやら笑いに包まれたのでした。11月の運動会では、保育園を巣立ったアゲハ蝶に会いに行く設定で、みんなが蝶になって大冒険したこと。ハッピとハチマキを身につけてお神輿を担ぎ沖縄の舞踊エイサー“あり~あり~ありがとう~♪”の歌詞を歌いながら踊ったこと。楽しい思い出です。12月はクリスマス会!「あわてんぼうのサンタクロース」の歌を替え歌に大ハマリ。誰かが困ったり怒ったりしていると「あわてんぼうーの○○ちゃん~♪」と友だちが歌いだして、はやし立てるので、気持ちも前向きになる応援歌のようでした。また、お当番活動を開始し食事前の歌は、やりたい子から始まり取り組んでいくうちに全員で横1列に並ぶほどに。そこで曜日ごとに2人ずつお当番をする日を決めると「月曜日は○○ちゃんと○○ちゃん」とお友だちの当番の日も覚え、朝の会でのお当番発表もワクワクの子どもたち。コップに水を入れて配ったり人の役に立つ喜びや任される経験を通して、自信がもてたかなと思います。1月はみそ作り。豆と麴を混ぜる作業ではすごい集中力で、前のめりになって一生懸命混ぜていました。熟成までは少し時間がかかりますが、卒園してもまた集まる機会を作って、みそ汁やみそおにぎりなどにして皆で食べてみたいです。2月は節分で、膨らませた風船に和紙を貼って作ったオニのお面をかぶり、みんなの心の中にいるオニをイワシとヒイラギでぱんだ組が最後に追い払いました!力強いぱんだ組かっこよかったです。1年を振り返るともっともっと色々なことがあって1日1日が貴重な時間でした。集団の中では自分の思い通りにならないことを経験したり、友たちとケンカしたり色々あるけれど、それでも友だちと一緒にいる楽しさを知ったり、友だちが困っていたら「どうしたの?」と声をかけ、さりげなく助けてあげたりする姿があります。人として“大切にしたいこと”はしっかり子どもたちの中に育っています。おひさま保育園でたくさんの友だちと過ごす事の楽しさを知っている子どもたちなので新しい場所でも自分を発揮して楽しめると思います。1年間、担任をさせて頂きありがとうございました。

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