top of page

ぱんだぐみ

暖かさの中、少し湿気も感じられるようになってきましたね。初夏の空気から梅雨のジメジメ感への移り変わりを子どもたちと一緒に体感していきたいと思います。今、ぱんだ組では園庭でナスやトマトなどの野菜を育てています。まずは野菜に興味を持って欲しい、育つ過程をみんなで楽しみたい気持ちで苗を買い、プランターに植えました。園庭に出るとじょうろを持って水やりをしたり、ピーマンや枝豆の実が出てくると興味を持って触ってみたり、「まだ小さいね~」と話しています。実が出てくるといつのまにかとった跡を発見!誰?!とりたい気持ちも分かるけど~!なんとか収穫まで楽しく待てる作戦を考えている最中です!この様子をまた来月の様子でお知らせしますね!aちゃんは野菜の苗を買ってから「買ったね」と大きくなるのを楽しみにしている様子で、園庭では「大きくナァ~レってしてるの!」と進んで水やりをしています。笑顔で伝える姿が“まかせてね!”と言っているようで頼もしく思い、子どもたちが自分で育てる嬉しさを感じたり、興味を持って自ら行動する姿は子どもの自主性が表れているようで野菜を育てることで培われる気持ちが見られて嬉しい毎日です。先日、しその葉がたくさんできてきたので収穫をし、昼食にしそを細かくきって練りこんでしそハンバーグを作ってもらうことにしました。その日のお散歩帰りは「今日はしそハンバーグだ!」と楽しみに帰ることができ、跳ねるようにして歩く子どもの姿がいつもより足取りが軽く可愛らしかったですよ。ハンバーグもパクパク口に運び、みんなでおいしく食べることができました!自分で育てた野菜はまた一味違うかな!引き続き、野菜の成長を楽しみ、味わっていけたらいいなと思います!

最近散歩でとても楽しんでいる場所はねこじゃらし公園です!朝から「ねこじゃらし公園行きたい!」と子どもたちからのリクエストがあり、「今日も行こっか!」と散歩先の予定を子どもたちの気持ちを優先して変更し、出かけています。ねこじゃらし公園といばおたまじゃくしの池がありますが、それ以外にも崖のような木の根っこをつかんで登れるような斜面があったり、人口の浅瀬の川があるなどおもしろいところが盛り沢山!この頃は暑さもあって到着すると川へ一直線の子どもたち。川をバチャバチャと豪快に歩いたり、子どもの膝下くらいのちょっと深いところではお尻をついておおはしゃぎ!帽子をばけつにしてじゃーっと流れるのを楽しんでいる子もいます。本当は裸足で川へ入りたいところなのですが危ないので川へ入る時は靴のまま遊んでいます。靴が濡れることをご了承ください。子どもたちは靴が濡れても水の気持ちよさには勝てず気になりません。微笑ましく保育士が見ていると「(保育者に)かけちゃうぞ~!」と言って、保育者や友だちと水の掛け合いっこが始まり、私たちも楽しい時間です。水に触れることで心も身体も解放し、遊び終わると子どもたちの顔も晴れやかですっきりとした表情です。ある日のねこじゃらし公園で遊んだ日のお昼寝ではいつも身体を丸めて寝る子もその日は布団に入ると手を大の字に広げて寝ていました。ダイナミックに遊ぶことで身体をリラックスさせることができたのかな?水の力はすごい!と同時に好きな遊びに集中する時間は大切なことだなと改めて知ることができました。これからも暑さに気をつけながら戸外活動をみんなで思いきり楽しんでいきたいと思います!そうそう!九品仏のえんま様も最近好きなスポットです!室内でもえんま様をお参りするごっこ遊びを展開する子もいて、遊びのタネはいろんなところにあるのだなと子どもたちの発想のおもしろさを感じている担任です。

さて、今年度は園全体でリズムを取り入れることになり、さっそく全クラスみんなで“リズム”をしました。リズムは脳や身体の発達を促す素敵な遊びで(別紙に説明あり)ピアノの音に合わせてメダカやカメなど様々な動きを真似たり、汽車になって走ったり、身体のいろいろな動きを楽しむ遊びです。担任も本格的なリズムは初めてなので学んでいるところです。大人も本気を出すと全身筋肉痛になる程です。担任も本気で子どもたちと一緒になって楽しんでいきたいなと思います。先日のリズムでは走るリズムのところだけ参加する子や椅子に座って楽しそうにみんなの様子を眺めている子、両生類のようなハイハイ(ワニ)の動きをやって見せてみんなに「はやーい!」と言われることでよりスピードをあげて得意げに進む子がいたり、それぞれに心の動きが見られ、今後のリズム遊びでどんな成長を見せてくれるのか楽しみです!

​うさぎぐみ

進級・入園してから早2か月。今年のうさぎ組では『1年を通してリズムを楽しもう!!』ということを決めて今月からほぼ毎日のように朝、お散歩や園庭遊びの前に取り入れています。活動の始まりに体を動かすことで心と体がスッキリとした状態で外あそびに向かえるように!その後の外遊びもその流れで活発に遊べているんですよ。繰り返しリズムを楽しむ中で、初めは“これは何だろう”、“どうやってやるんだろう?”といった様子でじっと見て研究していた姿から“やってみたい!”という気持ちが芽生え、担任とやってみる姿へと変わっていきました。日々の積み重ねは本当に大切ですね~。子どもたちの吸収の早さにも驚きです!!今ではリズムの楽しさが分かり、担任が歌を口ずさむとみんな活き活きと音楽に合わせて体を上下に弾ませたり、四つ這いや高這いなど色々な体づかいで遊んでいます。また子どもたちの方から、身振り手振りで動きのリクエストが来るほどの盛りあがりです。終わった後は汗もかき、水もグビグビ!これがまた気持ちのいい時間になっています。もしかすると今後おうちでもリズムをする姿が見られるかも!?楽しみにしていてくださいね☆

さて、この一か月で担任や友達にも興味を持って関わる様子が増え、人とのやりとりが楽しいといった姿がいたる場所で見られるようになってきたことがあります。例えば、Aちゃんが担任とスキンシップ遊びを楽しんでいるところにBちゃんもやってきて、担任の前に座り、“私もやって!”というように笑顔で見つめたり、朝友だちが登園し、担任が受け入れにいくのを見るとぞろぞろと部屋を出てきて階段の上で友達を迎え入れる子どもたち。「あ~!あ~っ!」と声を上げて体に触れたり、顔を見合わせてギュッと抱きしめたりして“おはよう”とコミュニケーションをとります。そんな風に迎え入れられた子も嬉しくてにっこりと笑顔で返し、みんなの後を追って一緒に遊び始めます。先日はCちゃんがDちゃんと遊びたくて自分とDちゃんの分のぽっとん落としのおもちゃを2つ手にⅮちゃんの所へ行き、「ん!(どうぞ)」と差し出している場面を見かけました。Ⅾちゃんはバッグにおもちゃを入れたり出したり一人で集中して遊んでいたのでⅭちゃんが持って来てくれたおもちゃにあまり気が乗らなかった様子。受け取ることなく黙々とひとりで遊び続けます。それでもⅭちゃんはしゃがみ込んで「んっ!ん!」とアピールを繰り返します。担任はこの後どうなるかなとワクワクした気持ちで見守ることに…。Ⅾちゃんは声を掛けられつつも集中して遊びたかったのか廊下へ移動・・・。するとⅭちゃんも諦めず追いかけて今度は少し様子をうかがいながら「ん!」と顔をのぞき込みます。ⅮちゃんもふとⅭちゃんの顔を見ますが「(いら)ない!」と首を横に振り、自分の遊びへ。数回繰り返しますがやっぱり上手くいかず、Ⅽちゃんは少し黙って下を向いていたので担任は、せっかくのⅭちゃんの思いをⅮちゃんに分かってほしいなと思い、ここで担任が二人の近くへ行き「Ⅾちゃん、ⅭちゃんはⅮちゃんと一緒に遊びたいみたいだね。それで自分のとⅮちゃんの分のおもちゃ、持ってきてくれたんじゃない?」と語りかけてみました。すると「ん?」と少し考えてからⅮちゃんはⅭちゃんを指差し、にっこり笑顔に。Ⅽちゃんはもう一度「ん!」とおもちゃを渡すと今度は「うん!」とTちゃんが受け取ってくれ、二人並んで同じ種類のおもちゃで「だーだ!」「う“ーうー!」「アハハハッ」と2人にしか分からないやり取りですが、きっと“楽しいね!”“そうだね!”と言っているのかなと微笑ましく見ていました。その後も2人で仲良く手を繋いで走っていき、遊びを変えて楽しむ姿がありました。言葉はまだ拙いですが子ども同士で心を通わせて楽しく遊ぶ姿が素敵で見ている私までもがとても嬉しい気持ちになりました。これから増々集団保育の中で友だちとの関係が深まり、その中で嬉しさ、楽しさをたくさん感じることはもちろん、相手の気持ちや痛みもわかってあげられるような子どもたちに成長してほしいと思っています。その成長の手助けが出来るような保育を心掛け、子どもたちの気持ちに寄り添いながら信頼関係を深めて実りのある毎日を送っていきたいうさぎぐみです。

​ひよこぐみ

爽やかな風が気持ちよく過ごしやすい季節になりましたね。ひよこ組の3人は新しい環境にもだいぶ慣れてきました。とにかく3人は月齢が近いせいか仲が良く、いつも一緒!朝の送迎時、保護者とのお別れで泣く子も、ひよこ組の部屋で遊ぶ友だちを見た瞬間、泣き止み笑顔になります。保育園=お父さんお母さんと離れるので寂しいということがよくわかってきたと同時に、保育園=お友だちが居て楽しい!と言うことも感じている様子に、少しずつ保育園が安心して過ごせる場となってきている事を私たちも嬉しく思っています。食事では3人とも手づかみで上手に食べています。食事のテーブルを出し「ご飯にしようね」というと口をパクパクする子、椅子に自ら入ろうとする子、待ちきれずにつまみ食いをしに行こうとする子...テーブルが出てくるとご飯とわかっています。毎日同じことを繰り返すことで安心して行動でき、経験を通して先が見通す力がついてきているようです。これからひよこ組として自ら行動できるようになり意欲や自信につなげていけたら
いいなと思っています。

今年度は園全体でリズムを保育の中にたくさん取り入れようと目標をたて、ひよこ組も生活の中に取り入れています。最近ひよこ組だけでなく、うさぎ組とぱんだ組の子どもたちと、リズムを一緒にするようになり2階で過ごすことも増えてきました。ピアノの音色に合わせて体を上下に揺らして、ハイハイで参加したりとても楽しんでいますよ!もっとやりたいと目で訴えてくる子は、担任が抱っこして走ると満足します。中でもお気に入りは“たんぽぽひらいた”のリズム。手を繋いで歩きながら♪たんぽぽ ひらいた♪と言葉の語尾で目を合わせる動きなのですが、目が合うとニコニコ笑顔!とても可愛いです。保育者もリズム初心者が多いので、子どもたちと一緒に学びながら楽しんでいます。他クラスの子が元気に走り回ったり、ジャンプしたり楽しそうに運動する姿をよく見ているだけのことも多いひよこ組。けれど部屋に戻って担任がリズムの歌を歌うと、先ほど見ているだけだった子もジャンプしようとしたり、手をたたいたりします。たとえ見ているだけでも様々なものを吸収して、楽しんでいることがよくわかります。本当に感心するほどよく見て聞いて考えています。無理に皆と同じことをさせるのではなく、その子がやってみる!と思えることを尊重し見守っていきます。

今、お家でも色々な物を取り出す行動が見られると思いますが、保育園でも着替えの箱から洋服を出すのが大好きな3人。そんな時は、「jp☆ちゃんのだね。☾ちゃんにどーぞしてくれる?」と伝えると出すのをやめて、考えたり持って行ってくれたりすることもあります。遊びの中で生活自体の経験を積み重ね、子どもの力を大切にしながら気持ちに寄り添った言葉がけをして安心感を得て信頼関係を深めています。これから暑くなり水遊びが盛んな時期になります。外遊びをおもいっきり担任も一緒に楽しんでいきたいと思っています。新しい環境に子どもたちは慣れてきましたが、保護者の方が少しでも気になることがありましたらいつでもご連絡くださいね。

bottom of page