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ひよこぐみ

2月になり寒い日が続いています。もうすぐ節分ですね。ひよこぐみの子どもたちにとっては初めてのオニ&豆まきイベント。どんな反応をするかな…と私たちもワクワクしながら準備を進めています。

ひよこぐみは新しいお友達を迎え、更に賑やかな1月となりました。まだ午前寝をする子もいるので、クラス揃って戸外へ出かけることは少なかったのですが、お友だちの遊びや持っている玩具に興味が出てきて1人遊びから一緒の玩具を使ったり同じ遊びをしたりする姿が見れるようになってきました。園庭では土の上でハイハイをしたり土の感触を確かめたりしています。Tくんの使っているおもちゃが魅力的に見え、遠くから這ってくるSちゃん、Yくん。Tくんは取られないように必死に旋回し防いでいましたが、Rちゃんがお買い物袋を持っておもちゃ棚を物色し始めると、3人ともそちらに移動し全員で棚からおもちゃを出す遊びに変更。みんなでほとんどおもちゃを出し切っていました。今はアンテナをはって目まぐるしく興味がわいているようです。時に使っていたおもちゃを取られる等、思い通りにいかないことも経験しながら自然と友だちとの関わり方を学んでいく子どもたち。たくましいです!

また異年齢での交流も増やしてきました。より活動的に遊べるよう2階へ遊びに行くと広い空間に、魅力的な見たことがないおもちゃがありニコニコのひよこぐみ。4月には2歳になるNちゃんは普段から2階で過ごし、歳の近いうさぎぐみの子たちに刺激を受け楽しそうに遊んでいます。そんなNちゃんがおままごとで使っていたタッパーを手に取るRちゃん。それを「んっ!」と取り返すNちゃん。「今使っていたんだよね」と気持ちを代弁すると、違うタッパーをRちゃんに「はいっ!」と持ってきてくれました。なんて優しいの!とその仕草に心を打たれる思いです。きっとぱんだぐみ、うさぎぐみのお友だちに同じようにしてもらっているんでしょうね。優しい気持ちの連鎖、これぞ異年齢保育の醍醐味!素敵だなと思います。異なる年齢の子どもが同じ空間で交流することによって、子ども達の成長を促すことにつながっていくと思うのでこれからも大切にしていきたいと思います。

1月は雪も降りましたね。滅多に経験できないので園庭に積もった雪を大きなタライに入れて、汚れても良いようにシートを敷いて室内に持ってきて遊びました。初めは恐る恐る触って冷たさに手を引っこめて驚いていましたが徐々に遊びが大胆に…。鷲掴みにしてポイっと投げたり、ちょっと味見してみたり…。お湯に雪を入れるとなくなってしまう、触ると無くなってしまう、そんな不思議な体験に0歳児ながら首をかしげたりしながら玩具で遊ぶ以上に集中していた ひと時でした。これからもその季節にしか体験できない遊びものがさず楽しめるように過ごしたいと思います。

おひさまでは睡眠は脳をリセットしてよく遊び、よく食べることにつながるので特に乳児の時期は個々に合わせて睡眠を十分に取るようにしています。その為、私たちが寝かしつける姿もよく見ている子どもたちは、最近寝かしつけのマネっこをするようになりました。1人が畳スペースで寝ているとそっと顔をのぞいて手でペンペン!(本人は優しくトントンしているつもり)「今寝てるからあっちで遊ぼうね」とフローリングスペースに連れていくと、また別の子が畳へ…とエンドレスに続くので毎日会うお友だちだからこそトントンしてみたい、あげたい気持ちが生まれてきていて現在、一人ひとりの個性が芽生えて担任はその姿にホッコリしたりニンマリしたりとても楽しく穏やかな雰囲気です。少しずつ体力がついてきているので午前寝も短くなって遊びの時間もしっかりとれるようになっていきます。寒さに負けず、体調に気をつけながら子ども同士の交流をどんどん深めていきたいと思います。

うさぎぐみ

1月は珍しく雪が積もるほど冬らしい気候でしたね!雪景色に子どもたちは大はしゃぎ!子どもたちにとっては貴重な体験になりましたね。

うさぎぐみは毎日元気に遊んでいて最近では友だち関係が深くなってきて仲良しグループができる程!時には喧嘩をすることもありますが充実した日々を過ごしています!一方で自己主張も強くなっていて「〇〇したい!」「〇〇は嫌だ!」と友だちにも担任にも遠慮なく伝える姿が増えました。それだけありのままの自分を出して生活しているのはいいなぁと思っています。

今回はそんなうさぎぐみの最近のお昼寝の様子を紹介したいと思います。以前は食事を終えると眠い子から順番に布団に行って眠りについていましたが、だんだん体力がついてきてブロックやおままごとでひと遊びする様になりました。寝る部屋はばんだ組と合同のため2クラスの子どもたちが遊んでいると落ち着かずもめごとが起きたりするので寝る前はゆったり過ごしたいという思いから食事が終わったタイミングで廊下なども利用しながらクラス別で部屋を分けて過ごすようにしました。ゆったり遊びが充実できるようになると、担任が絵本を読む体勢になり♪おーはなしおーはなし♪と歌をはじめると「絵本がはじまる!」と楽しみに集まってくる子どもたち。「これ読みたい!」と大好きな絵本を持ってリクエストしてくる子も出てきてクラスの楽しいひとときになっています。最近の人気の絵本は「電車にのって」「わたしのワンピース」などです!絵本タイムが終わるといよいよ寝る時間。眠くてすんなり布団に入って自分で寝る子や保護者の手作り人形を抱っこして一緒に眠る子、「トントンして~」と寝かしつけをしてもらう子と様々です。また「おやすみなさい!」の声で眠そうではありますが布団とは逆方向に走っていく子もいたりして全員が寝付くまではにぎわう子どもたちです。中でもAちゃんは「〇〇ちゃん(担任の名前)がいい」と大好きな担任に来てほしくて呼びます。入園当初でまだ信頼関係が築けていない時期なら担任が寝かしつけするところですが、関係はしっかりできているのだからどの職員でも眠れるようになってほしいので「きて」と言われたから行くのではなく担任間でお互い任せ合うことが大事と確認しあいました。担任以外が寝かしつけをすると初めは大泣きでしたが「〇〇ちゃん(担任の名前)のこと大好きだもんね」と共感したり、担任が休憩に入りそばにいなくても安心できるように「〇〇ちゃん(担任)これからご飯だから食べてくるね」と見通しがたつように伝えて、担任以外の職員もAちゃんの気持ちに寄り添い、眠れるように意識的に関わるようにしたことで最近は誰がついても抵抗なく受け入れて眠れるようになってきました。担任へのこだわりは昼寝だけではありません。手繋ぎで散歩する時や何か困っているとき(ドレスをうまく着れない、お弁当箱の蓋が閉まらないなど)まわりの職員に頼るようになってきてAちゃんの視野が広がりました。またぱんだぐみの散歩に「いってきます!」と手を振り旅立っていったり、担任がどこにいるかを気にすることなく友だちとの遊びに夢中になるなどの日中の様子がぐんぐんとかわってきました!寝かしつけがきっかけで担任以外の職員とも信頼関係が深まってきたからこその姿だと思います。家庭でも「ママがいい~」「パパがいい~」とこだわることがでてきていると思いますが、ぐずぐず泣いていても「今日なに食べたの?」「何して遊ぶ?」と話題を変えると何事もなかったかのようにけろっとするのもこの時期の子どもたちの特徴です!園では大人との会話でのやりとりも会話もおもしろくなってきてコミュニケーションを楽しみながらすごしています。

今年度も残り2ヶ月!子どもたちとの関係をより深くして楽しく充実した日々を過ごしていきたいと思います!

​ぱんだぐみ

今シーズンは例年よりも寒い日々が続いて、霜柱をザクザク踏む感触を楽しんだり、雪だるまを作り、雪合戦をしたり、冬ならではの体験ができた年でした。先日は、寒さの中、梅の花が咲き始めていて、みんなで「あっ、梅のお花が咲いているよ!」「もうすぐ春が来るね」と眺めてきました。春が近づいていますね!

 さて、1月はクッキングをしました。12月の末にホットケーキを作ったのですが、12月はお休みの子が多くいたため、せっかくなので、みんなで楽しみたいと思い、今回再び挑戦!一度作ったことがあるためか、みんな手順を覚えていて、「こうでしょ!」とボウルをおさえて、粉と豆乳をグルグルと混ぜてくれました。さらに、ボウルを回して混ぜる、と言うパティシエのような技も生み出していましたよ!12月のクッキングでお休みだった子も、隣りのおともだちのやり方をよく見て「こうやるの?」と確認しながら混ぜて、豆乳と粉が混ざっていく感触を楽しんでいました。ホットプレートで焼く時には、何も言わなくても椅子を持って、ホットプレートの周りに座って、「これ、あついんだよね」「きをつけて!」と自分たちで確認しあっていました。一度の経験なのに、しっかり約束事を覚えていてびっくりです。大きく焼いたホットケーキを人数分に分けて、ホットケーキ屋さんを開店。空のお皿を持ってワクワクした表情で、ホットプレートの前に並びます。「どれにしますか〜?」と聞くと、それぞれが「これ!」「おおきいやつ!」など自分で選んで、大事そうにお皿を持ってテーブルまで行くと、「あったかいね〜」「これ、おいしいね〜」と感想を話しながら勢いよく食べて、あっという間に「おかわり〜」の声が響いていました。いつもと同じおやつでも、自分たちが作ったものは一段と美味しいですよね。

 また、毎週金曜日はカレー(もしくはハヤシライス)の日。なんでもやりたいぱんだぐみは自分たちの食べるものを盛り付けてみることにしました。あらかじめご飯は盛り付けておき、その後自分たちで小さいおたまを使ってルウを盛り付けています。以前、あゆみにも書いたように、苦手なじゃがいもを避けるため、おたまにじゃがいもが入ってしまうと、「あ、はいっちゃった〜」と何度もやり直したり、反対にじゃがいもだけを入れたい子。お皿なみなみと入れる子。反対にルウを少しもかけたくない子、と色々な考えがあって、今までは調理担当が全てやっていたので新鮮な姿で毎回見ていて飽きません。自分で盛り付けることで、食べる量も増えました!一人ひとり量や盛るものが違うけれど、それぞれの思いを引き出せたらいいな〜、いつの日か苦手なものも食べてみようという気持ちが芽生えたら良いなぁ〜と思います。クッキングを通してお手伝いをしてくれたり、うさぎぐみやひよこぐみのお友だちのコップ配りをしたり、とできることが増えてきているぱんだぐみ。お手伝いをして「ありがとう」と人が喜び、任されたことで認められたという貴重な経験をしたり、できることがたくさんあることに自信を持っていけると良いなぁと思います。

 今は、コロナの第六波が流行しているため、なるべく他の保育園と同じ公園にならないように、また、日が当たる公園を選んで、対策しているところです。行動を制限されることもありますが、できる対策をしながら乗り越えて行きたいと思います!

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