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 入園して早一ヶ月が経ちましたね。今では園に慣れてきた様子のひよこ組ですが、入園当初は、お母さんと離れて生活するのは初めてで、「どんな人がいるのかな?」「どんなところだろう?」と、人や部屋、玩具等々身の回りの物のひとつひとつをじっくり見て観察し、確かめていましたよ。

 園での生活を安心して過ごせる為には、1日も早く担任との信頼関係を築くことが大切なので、同じ保育者が関わるようにしてきました。最初は誰でも嫌がることなく抱っこしてもらう姿もありましたが、毎日一緒に生活していくうちに″いつも一緒にいてくれる人″″安心する人″と認識したようで、いつも一緒にいる保育者に会うと笑顔になったり、自分から抱っこを求めにくる姿が見られるようになってきました。信頼関係ができてきて、安心して帰れる拠点ができたことで、伸び伸びとあちこち探索したり、他の保育者にも笑顔で接したり、自分からそばに寄って行きます。今ではクラス担当全員に親しみを持って接し、担当がいなくなると泣いたり後追いする姿もあり、″その度に大丈夫だよ″と受け止めていたので、安心できる関係作りができてきたように思います。これからクラス担任に関係なく、全体で見守っていくので大きな第一歩を踏み出したところです。

 ひよこ組は現在1名で月齢が高く4月生まれなので、うさぎ組の低月齢の子と一緒に楽しく過ごしています。初めはまだ周りの子に関心が向いていなかったのですが、最近では他の子のそばに行き「あ、あ」と話しかけたり、頭をなでてみたりする姿がでてきました。大人だけでなく子どもも少しずつ″知ってる人″が増えてきています。クラスの垣根を超えて集団生活の良さを沢山経験していきたいです。

 遊びでは、バギーでお散歩に行ったり、園庭で水・砂遊び等をしています。特に水の感触遊びが好きで、流水に手を伸ばしたり、自ら水の張ったタライの中に入ってみたりして、まずは水の冷たさを身体中で感じて楽しんでいます。たくさん遊んでお腹が空いたら昼食です。食事を運んで来ると、すぐに手づかみで頬張っています。給食は薄味ですが、出汁が効いていてとっても美味しいんですよ。うんうん(おいしいおいしい)と、うなづきながら毎日たくさんお代わりしています!お腹がいっぱいになったらお昼寝です。寝る時はしっかり眠れるように静かなひよこ組のお部屋に行きます。畳の上で心地良さそうに寝ていますよ。よく遊びよく食べ元気いっぱいのひよこ組です。

​ひよこぐみ

​うさぎぐみ

進級児4人、新入園児6人。うさぎぐみ10人で新しい園舎での生活がスタートしました!4月当初は新入園児は保護者と離れての生活でおんぶや抱っこしていないと泣いてしまう子、泣かなかったけど真顔で立ち尽くす子、保護者を追って扉の前で泣く子など不安な様子でいっぱいでした。また、進級児も新しい園舎で新しい職員も加わり以前と違う環境から表情が固めに見えました。私たち職員も子どもたちが快適に過ごすためにおもちゃの配置や食事の配置を考えたり、なんといっても、子ども達が過ごす部屋が2階になり、散歩に出るため移動すること一つとっても試行錯誤の毎日で必死な顔をしていたのかも!?ごめんなさい!それでも私たちはまず「保育園は楽しいところ!安心できるところ!」と伝えるべく体操やパネルシアター、絵本読み聞かせなどで楽しい気持ちにする大作戦!進級児が大好きだった♪はなれないふたり♪という体操をするとまず進級児が笑顔で踊り始め、それをみた新入児も泣き止んで友だちの踊る姿を見たり、踊っている担任の前に来てしっかり観察する子など様々な反応がありました!歌や踊りが大好きなことがわかったので毎日踊っていると、笑って担任の近くに来る子も増え、おんぶや抱っこから降りて早くも落ち着いて過ごせるようになりました。

 そしてもう一つ大好きなのが外遊び!散歩の気配を感じると扉の前でスタンバイ。順番に階段をワンワンで(四つ這いの姿勢で足から)降りていきますが、わずか1ヶ月で全員が自分で降りられるようになりました。外に出る楽しみが上達させたのですね。このワンワン(四つ這いの姿勢)は手足を使って登り降りすることで体幹を鍛え段差の距離を自分の足の指で測ることができて他の段差でも危なげなく登り降りができるようになるので日々積み重ねていきたいと思います。これからのみんなの成長が楽しみです!

 初めは泣いていた子たちも周りを見る余裕が出てきて友だちの顔や目を見て「きゃー!」「ゴニョゴニョ」と声を出したり(本人たちは会話をしているかも!?)笑い合ったりするようになりました。正直、慣れるまでにもっと時間がかかると思っていたのですが進級児は昨年度のように甘えたい気持ちや自我の芽生えで遠慮することなく「ダッコー!」「ソトニデタイヨー!」と主張し、新入児も最初こそ泣いたけれど自分の気持ちをたくさん出して担任がしっかり受け止めたことで最近では表情がガラリと変わって前からいたかのような姿を見せてくれて早くに集団生活の楽しさを感じてもらえたことを嬉しく思います。登園の時は泣いてしまうこともありますが、部屋で友だちが楽しそうに遊んでいるのを見ると興味を持ってそこへ向かったり部屋の楽しげな空気が安心するのかそのままニコニコと遊びに向かう姿も見られます。職員との信頼関係はもちろん、何より友だちの存在は絶大ですね!

 これから「〇〇したい!」「〇〇が良い!」と主張も沢山出てくるかとは思いますがその都度、愛情をもって受け止めて行きたいと思います!賑やかで楽しいクラスにしていきたいと思います!

 

★うさぎぐみは月齢の差も大きいので二つのグループに分けてみました。

高月齢  メロングループ

低月齢  いちごグループ     よろしくお願いします。

​ぱんだぐみ

今年のぱんだ組は進級児5名、新入園児1名の6名でスタートしました。担任は尾山台に帰ってきた喜びと、うさぎ組から持ち上がりになったぱんだ組の担任になってワクワクした気持ちでスタートしました。子どもたちの4月1日初日はイキイキした様子で登園する子と、新しい場所に戸惑い涙する子など様々でしたが、2日からは全員がニコニコ笑顔で登園しお父さんやお母さんに「いってらっしゃい」「バイバイ!」と手を振り気持ちは晴れやかでした。新しい保育園になり、”保育園が楽しい場所”というのがわかったのでしょうね!

 先日、こいのぼりを制作しました。担任が見本を見せながら「こいのぼり作ってみる?」と声をかけると「やるー」と元気な子どもたちの声!ダンボールハンコを作ってみると興味津々で、ハンコに絵の具をつけて画用紙にスタンプしました。”ペタンペタン”と夢中になって取り組むAちゃんYちゃん、初めての絵の具に慎重に参加するYくん(顔はニコニコ)、スタンプが画用紙いっぱいになって形ができるのがおもしろくてニコニコしていたSくん、絵の具の感触が楽しくて両手いっぱいにつけて”手袋”みたいになっていたRくん、いつの間にか絵の具が鼻の下や頭にくっついて”ちょびヒゲ””ヘアカラー”したみたいになっていたKくん!手が汚れることを気にせず自由にダイナミックに楽しんでいる姿をみることができて担任も嬉しく思いました。翌日も絵の具スタンプを”やりたい!”という声が上がり楽しんだほどです。ヌルヌル、ベタベタする感触遊びが好きな子が多いので、先日片栗粉を水で溶かして”とろとろの感触”遊びもしました。今後も水遊びや砂遊びと共に子どもたちが楽しいと思うことをどんどん取り入れたいと思います。

 4月の下旬の散歩中の出来事ですが、風が強く吹き、Aちゃんの帽子が取れてしまいました。すると、一緒に手を繋いで歩いていたBちゃんが”風が吹くからかぶりな”と言ってAちゃんに帽子をかぶせてくれたのです。Bちゃんの優しさにAちゃんも嬉しそうで、Aちゃんが「なんで風が吹くのかなー?」というとBちゃんは「夕方がからじゃない?」と楽しそうに会話がはずみました!子どもながらの発想にほっこりした気持ちになった担任です。又、お休みしている友だちを気にして「〇〇ちゃんは?」と気にかけ休みだとわかると、「疲れちゃったのかなー?」と心配する姿がありました。まだ一ヶ月しかたってませんが友だち関係ができているように感じます。雨の日も(小雨)風の日も毎日散歩して、四季を感じる中で友だち同士、刺激をし合いながら仲を深めて成長していきたいと思っています。2021年笑いがいっぱいある明るいぱんだ組でいきますのでよろしくお願いいたします!

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