
ひよこぐみ

入園から早2ヶ月が過ぎました。少し暑い日も出てきましたが、まだまだ春の心地よい気候の中で自然に触れて遊びたいと思う担任です。ひよこ組では5月から11月生まれのRYくんが増え、高月齢児3名、低月齢児3名の6名となりました。RYくんは始めから人の顔や場所の違いもしっかりと分かっていた為、大きな声で泣いていました。ですが毎日担任と目と目を合わせて関わる中で、次第に担任の顔も覚え今では抱っこすると泣きやんだり、笑顔を見せてくれるようになり安心できる場所(人)になったのだなと嬉しく思います。同じ低月齢児のSEちゃんも担任の顔を見ると以前は微笑みだったのが今では口を大きく開けてにこにこ笑顔を見せてくれ、担任の顔を認識してくれたようです。それほどしっかり人の顔を見ているので、大人はいつも笑顔をこころがけていますが、可愛らしい笑顔をみるとさらに笑みが溢れてきます。SAちゃんはしなやかな身体で自由に寝返りをうち、コロコロと部屋中を移動し、その先で出会うお友だちや玩具などを見たり触ったりし視界の違いを楽しんでいます。SAちゃんの伸び伸びとした姿に心地よさそうだなと、羨ましくなるくらいです。大人も身体が凝っていると辛いですが、それ以上にこれから身体の動きを習得していく子どもにとって、しなやかな身体は意欲も発達も促す、とても大切なことだと改めて感じました。抱っこから地上に降りて過ごす時間の保証やマッサージなどで身体の緊張をほぐすことなどで脱力できるしなやかな身体作りを大切に保育にあたっていきたいと思います。
高月齢児は、ひよこ組以外の大人や子どもにも慣れていけるように、お昼寝から早く起きた時や朝や夕の合同時間で、できる限りクラス外の人と交流する機会をもつようにしてきたところ、同じ空間にいて顔を見ても泣かなくなり少しずつ慣れてきた様子が見られました。また、体調不良でおやすみが多い時にうさぎ組と一緒に過ごす中で興味関心が高まってきたこともあり、下旬頃からうさぎ組と一緒に散歩に行くなど午前中の活動をできるかぎり共に過ごせるようにしました。RUくんは体操でお友だちが踊る姿を見て立ち上がり屈伸してリズムをとったり、Sくんは玩具を渡してもらい可愛がってもらったり、Nくんは食事を一緒に囲むと賑やかな雰囲気が楽しいのか笑顔が満開になるなど、異年齢児との関わりの中で、生き生きと過ごす姿が見られ異年齢児保育の良さも経験しています。お昼寝などは静かな環境でしっかり眠れるようにひよこの部屋でしていますが、今後も子どもたちの様子を見ながら求めていることには臨機応変に対応し充実して過ごせるようにしていきます。
蒸し暑い日もでてきたので、すでに水遊びも少し始めていますが、来月はさらに水に触れ、快・不快を感じたり、ひよこぐみならではの感触遊びを楽しんでいきたいと思います。
うさぎぐみ
新年度が始まって2ヶ月が経ちました。5月は新緑が美しく、気持ちの良い季節ということで、お散歩は緑豊かな浄真寺へ出掛ける機会が増えました。入口にあるエンマ様に興味津々で近づいていく子どもたち。大人がお賽銭を入れると自動音声でエンマ様がお話をしてくれるのですが、それを聞いたAちゃんは「こわい」と泣きながら担任へ一直線。「こわい」という気持ちをしっかり言葉で表現できるようになり、言葉と感情が一致していることに成長を感じた場面でした。「びっくりしたね」と共感しながらも気持ちを受け止める事で、ほっと安堵の表情になったAちゃん。子どもたちの感情に素早く対応する、安心できる人が近くにいることで子どもたちは感情を整理していると思うので寄り添う事の大切さを改めて感じました。それでも帰る際には、涙を見せていた子もエンマ様にきちんと「バイバイ」と手を振り、怖くても友だちや大人に支えられながら克服していくのかなと思いました。エンマ様にお参りした後は、ふと木々を見上げて見ると「きれいね」と気付いたり、たんぽぽの綿毛を「フーっ」と飛ばして楽しみ、自分だけではなく、バギーに乗っているお友だちに綿毛を「どうぞ」と渡してあげる優しい場面もあり、子どもたちなりに楽しさを共有している様子に心が温かくなる担任です。落ちている桜の実を見つけて「これはなんだ?」「さくらんぼかな?」と不思議そうに見つめる様子からも、自然への興味や好奇心がどんどん育っていることを感じるので、保育園では散歩は必要不可欠だと思っています。うさぎ組で育てているきゅうりやトマトの成長も併せて観察し、収穫をしたいと思います。先日大きく育ったきゅうりを皆で収穫すると「採れたね」実際に触ってみると「チクチクするね」と感動していました。その日の昼食に収穫したきゅうりを子どもたちの前で板ずりしスライスして、一人ひとりに配るとあっという間に食べ終え「おかわり」という子も多くいたほどです!皆で育てたきゅうりは美味しいね!
暑さを感じる日には公園や園庭で大好きな泥遊びも楽しみました。自分からバケツやカップに水を入れこぼさないように歩いて、こぼれてしまうと「あー」と濡れたシャツを見ながら笑っていたり、水たまりを見つけるとここぞとばかり嬉しそうに入りバシャバシャとたたいて水の飛び散る変化をおもしろがったり、それぞれが思い思いに楽しんでいます。これから梅雨の時期に入りますが、室内でも寒天遊びなど様々な感触あそびを取り入れ、子どもたちがワクワクしながら過ごせるようにしていきたいと思います。



ぱんだぐみ

植えつけした野菜が育ち収穫のタイミングとなりました。夕方保育園から帰る際に「明日みんなでとろうね!」と約束したものの当日は雨だったので鉢を玄関に移して収穫。葉っぱや丸々と実ったきゅうりやナスはとげとげしく色も濃く新鮮そのもの!採りたての迫力からか「やるー!」と鉢に近づいた子も(やっぱり…)と尻込みするような場面もありましたが無事収穫し、その日の給食は自分たちで育てた採れたて野菜は思い入れも違うようで「待ってました!」というようにあっという間に完食でした!収穫がこれからの野菜もあるので、引き続き水やりなどの世話を子どもたちと一緒に行って野菜が育つ過程を観察し、自分たちで収穫する喜びを感じながら食への興味や関心がより広がっていくといいなと思っています。
5月は既に暑い日も多く、自然と水を求める子どもたちでした。公園の水道まわりにわいわいと集まって、容器や袋に水を入れ砂場まで運ぶチームができ、一方ではたまった水をひたすらにひっくり返す子などあそび方は様々ですが、衣服の濡れも気にならない様子で水の心地よさを全身で体感しているよう。水におもいきり触れた日は、心も開放されるのか言葉や表現も増え昼寝もぐっすりといいことづくしです!また、テラスでは水あそびと並行して色水あそびも楽しんでいきました。その一環として、保護者のご協力のもとたまねぎ染めにもチャレンジ!やり方は、自分のマークがついた白い布に、輪ゴムやペットボトルのふたを使いながら大人と絞りを作り、たまねぎの皮を煮出した汁に投入です。担任もたまねぎ染めは初めてだったので、うまく色や模様が出るかなと実験のような心持ちでいましたが、見事にからし色の味のある色味と個性あふれる柄が完成し早速部屋に飾りました。子どもたちは迎えにきた保護者に「(形が)へびみたいだったんだよ」「色が黄色だったよ」と一生懸命伝えようとしていたので、模様の出来栄えというよりも色が変わったことが一番印象に残り、その工程や過程が楽しかったということがわかりました。「過程を大切にする」という、保育における大切なことを子どもたちから学んだ思いであり、出来上がった作品をどのように利用していくかを考えると、あれこれアイディアもわきそうで楽しみでいます。今後も水や色だけでなく、いろいろな素材を使いながら子どもの興味関心を広げていきたいです。
現在ぱんだぐみでは、蝶の幼虫があおむしになり雨の日散歩で見つけたかたつむりを飼育中。日々存在を身近に感じながら、生命の不思議さや命の大切さを一緒に感じていけたらと思っています。
